ゴブログ

好きなカルチャーとか.

Spotify,Apple Music等のサブスクリプション雑記

もうサブスクリプションでしか音楽聴いてないです。

 

こないだ久しぶりにCD買ったのね、チャットモンチーのトリビュートアルバム。グループ魂ときのこ帝国目当てだったんだけども川谷絵音もスチャダラも良い。ぜひ聴いてみてください。

その前にCD買ったのいつかな。少なくとも今年では無い気がする。

最近はそんくらい音楽配信サービスにどっぷりです。

散々語り尽くされてけど、それについての個人的な意見を書いていきますね。

 

 

圧倒的な手軽さ

昔はCD屋を何時間も歩き回って、こ、これだ…!と決めたCDを泣けなしの金で買ったり、monova等からイスラエルとかイランとか中東方面のメタルバンドのアルバムを違法DLしたりしていたんだけど、これらの行為そのものをしなくなってしまった。

親指をしゅぽしゅぽ動かして検索するだけで幾らでも聴けるんだもん、合法で。基本的にズボラな人間なので、動かずに手に入れられるならこれに越したことはない。

 

お金がかからない

シングル1枚分だからね。

社会人になってある程度お金稼ぐようになってからサブスク参加するまでの間、なるべくCD屋は寄らないようにしてたんです。

めちゃくちゃ買っちゃうから。

一度に10枚とかアルバム買うとそれだけで数日分の給料が軽く飛んでいくわけで、そんなん月何回もやってたら死んでしまう。

いまは大体ひと月に40枚くらいEpやアルバムを落として聴いてるんだけども、金額に直すといくらになるんだろ。勿論アルバム数周くらいしか聴かないのもあるけど、アルバム一周するってことは、少なくともCDだったら一度お金払って買ってるってことだ。アルバム1枚以下の金額で聴きまくれるのは使う側としてはとても有難い。

 

共有する楽しみ

写真ならInstagram、映画ならFilmarks。

SNSの黎明期をまだ出たてのiPhoneAndroidと共に過ごしてきたぼくら20代後半~30前半の世代にとって、音楽のSNSだけは、これ!といったものが中々無かった。myspaceとかsoundcloudは、自分で音楽作らないやつには少し敷居が高いんだと。

で、大概どんな音楽サブスクリプションにも、ほかのユーザーと友達になれたりとか、お気に入りの人をフォローする機能がある。その人がよく聴く音楽やプレイリストが表示できるんだけど、人がどんな音楽聴いてるかを見るのがまた楽しい。自分でdigするだけじゃ見つけられない、好みとは違う知らない音楽も見つけられる。SpotifyApple Music等が登場して、漸くそれに近いものができたんじゃないかな。

サブスクで普段から音楽を聴く人は、勝手に聞いたものやプレイリストが自分のページに追加されるのでマイスペやサウクラと違って更新の必要もない。とんでもなく楽である。

ちなみにぼくは変態なので"友達が聴いている音楽"タブをめちゃ見てます。ぼくだけじゃないよね?

 

スルメを見つけられない

これはぼくの聴き方とApple Musicの使い方が悪い。

…のは前提として、アルバム1枚に対する思い入れが昔と比べて薄くなったと思うときがある。

その日のバイオリズムのせいか、もうdigってもdigってもどれも大した事ないように聴こえてしまう日がたまに来る。ひどい時はアルバム2,3周しただけで

"うーんイマイチ、次、次、次・・・"

となるのが続く。

聴き込んだらどハマりするやつをこうやって逃してるんだろうな。

(確かKing Gnuを始めて見つけたときがこんな感じの時で、数日後にまた聴いてこれは!となった。危ねえ)

CD屋とかのポップの"○○の次はこいつらだ!"みたいなプッシュの仕方って、音楽を消耗品みたいに扱ってるように感じてしまって嫌いなんだけど、自分で消費しまくってんだよね、この状態。

サブスクリプションは手軽に手に入りすぎるあまりどんどん次を探してしまう。これじゃスルメなアルバムは見つからない。完全に自分のせいなので、急かずにしっかり研究しなきゃなと思います。

 

とはいえサブスクは素晴らしい

聴きたい音楽がすぐに聴けるのは本当によいね。

・路上で流れてた音楽が気になる→Shazamに聴かせる→サブスクリプションとか、好きなアーティストが影響を受けたバンドを知る→サブスクリプションとか、ゴールをサブスクに見据えたときの到達手段は枚挙に暇が無いけども、気になったものを"あーあとで調べよー"とならずにすぐ指をしゅぽしゅぽして、すぐ聴ける環境は素晴らしい。

もちろんサブスクリプションに無い音楽は沢山ある(実際、冒頭に挙げたイランのバンドはなかった)。が、なんと2019年現在、ビルボードUSチャートTOP100に入ってる曲は全てサブスクで聴けるのだ。チャート常連のテイラー・スウィフトが以前色々とAppleと揉めてた時は彼女一人でチャート内のサブスク参加率を下げてたみたいだけど、和解して各サブスクで聞けるようになったしね。

 

 つらつら書きましたけども、勿論人によって音楽の聴き方は自由だし、必ずしも登録するのが正義って訳では無いと思います。アーティストにとって、やっぱりCDよりサブスクリプションは儲からないからね、それはまた今度。

つーわけでサブスクリプション雑記でした。